LINQPad で動作確認しよう¶
LINQPad とは¶
ご存じの方も多いかと思いますが、簡単に紹介します。
LINQPad は C#/F#/VB のコードを非常に手軽に動かしてテストできるツールです。 MoNo.RAILとは無関係のツールですので、MoNo.RAIL の動作に LINQPad は必要ありません。
しかし LINQPad があると手軽に MoNo.RAILのライブラリの動作を確認できるケースがあります。 本ドキュメントにおいても、LINQPad で動作を確認しながら解説を進めるというスタイルを取っている箇所があります。 ご存じない方は是非この機会にインストールしてみてはいかがでしょうか。
入手¶
https://www.linqpad.net/ よりダウンロードできます。
MoNo.RAIL は .NET Framework 4.5 を利用していますので、LINQPad 4 をダウンロードしてください。 (LINQPad 5 は .NET Framework 4.6 用です。)
MoNo.RAIL を動かす¶
試しに MoNo.RAIL の MoNo.dll を参照設定に加えて、Vector3d 型オブジェクトを作ってみましょう。
- [Query | References and Properties] メニューで設定ダイアログを開き、下記の設定をします。
- Additional References タブの Add ボタンで MoNo.RAIL の MoNo.dll を参照に追加します
- Additional Namespace Imports タブに MoNo namespace を追加します
- Language の欄を “C# Expression” あるいは “F# Expression” を選択し、コードエディタに
Vector3d.Zero
と入力します - F5 キーで実行し、Results 欄にゼロ・ベクトルが出力されたら成功です